バイリンガルニュース、使える日常英語フレーズ、相槌の重要性
過去に1度削除した記事なのですが、色々と思うところがあったので、修正して再掲載したいと思います。
「バイリンガルニュース」をたまに聴いている。私が説明するまでもないかもしれないが、これは日本生まれ日本育ちバイリンガルのmamiさんと、日米ハーフのマイケルによるPodcast番組。mamiさんは日本語、マイケルは英語で毎回さまざまなニュースを紹介してくれる。トピックスは政治から科学、宇宙、恐竜、LGBT、はたまたSEXやへんてこなものまで多岐に渡る。2013年、爆笑問題の太田光氏が「英語勉強しようと思ってたら面白いPodcast見つけた」と自身のラジオ番組で取り上げたことが火付けとなり、今現在まで(ほぼ)Podcast総合ランキング1位。
「バイリンガルニュース」を聴き始めたのは2016年の12月頃。英語学習用の 英語学習用のPodcastを色々探っていたのがきっかけだった。初めて聴いた感想は「マイケル何言ってんのか全くわっかんねー!」。しかも、会話が白熱するとmamiさんも英語話し出すので、そのときは「もうなんか、全っ然わっかんねー!!」だった。
ただ、私はmamiさんの声と英語発音のファンだったので、続けて聴いていた。トピックも興味深いものが多いし、ニュースを紹介し終わった後で2人がだらだらと話してる感じも楽しかったからだ。
そんなこんなで、私もなんとか会話の8割を聞き取れるようになった。
「バイリンガルニュース」のいいところは何より「今を生きている若者のナチュラルな英会話」が聴けるところだろう。
英語学習用のPodcastは数多あれど、ほとんどが「テキストブック」に近いものなので、反射的なレスポンス等を学ぶには不向きと感じた。
その点「バイリンガルニュース」は、2人の若者が(同世代だけれど)興味深いトピックをひたすら英語と日本語の「会話形式」で話しているので、相槌の仕方が学べる。個人的にこれはすごく重要だと思う。
映画やドラマから学ぶという手もあるのかもしれないけど、「その表現」が実際に今の世の中で「ナチュラルかどうか」「失礼にあたらない表現なのかどうか」を計り知ることは難しい。それならば、リアルタイムを生きている2人の生の会話から学ぶ方がよっぽど確実。私はそう思う。
ということで、
私が「バイリンガルニュース」でよく耳にし、実際によく使用するフレーズをご紹介します。
1:"Weird" 「変だよ」
「それ変じゃない?」「おかしいよ~」というときに使えます。とりあえず「なんなの?」って感じたときは全てこれでOKです。
「He seems weird. What's going on with him?」
(彼、なんだか変よ。どうしちゃったの?)
「I've heard that he was dumped by his girlfriend.」
(彼女に振られたらしいよ)
2:"Right" 「うん」
「Right」って「正解」「合ってる」って意味だと思っていた。私だけ?でも、mamiさんがよくマイケルの話を聞きながら「うんうんうん」というテンションで「Right, right, right.」って言うんですよね。「うん」=「Yes」だと思っていた私にはかなりの衝撃でした。
「You know what you did to me? You were late for our date and...」
(君、僕に何したかわかってるの?デートに遅刻してそれで…」
「Right, right, right」
(うんうんうん)
3:"For sure" 「確かに」
同意するときに使えます。「確かに~」「もちろんだよ」という感じ。
「It's obvious that she didn't feel anything!」
(彼女はなんにも気にしちゃいないんだ!)
「She must be regletful for her behavior, for sure.」
(彼女だってもちろん行いを反省してるはずよ)
4:"I guess" 「だろうね」
「I think」より断定の度合いがやや落ちる表現。「だよね!!!」とは言い切れない「そうだろうねー」「だと思うんだよねー」という感じのニュアンス。私を含め、日本人には重宝する表現かもしれません。
「Even though he acts like that, he is going to make a new girlfriend soon, right?」
(彼あんな風に振舞っててもどうせすぐに新しい彼女作るんでしょ?)
「I guess so.」
(だと思うよ)
5:"Do you know what I mean?" 「わかる?」
直訳すると「私の意味してること、わかる?」です。自分の話していることが相手に伝わっているかどうか、確認したいときに使えます。私は英会話の先生と話していて、自分の英語が伝わっているのか不安に感じた時、このフレーズをよく使いました。
「I think that she didn't mean to hurt me, but it's not the point. Do you know what I mean?」
(彼女は僕を傷つけるつもりなんてなかったんだと思うよ。でもそこは重要じゃないんだな。わかる?)
私がスピーキングの練習を始めたときに苦労したのが「相槌の打ち方」だったので、そちらに偏ったラインナップになりました。お役立て頂ければ嬉しいです!