タバコが吸いたい、VAPEの話

しかし、映画ってタバコを吸うシーンが多い。昨日観た『17歳のカルテ』でウィノナもアンジーもパカパカ吸っていた。

実は最近、ずっとタバコが吸いたくて吸いたくて仕方ない私。5年前に禁煙して以来、まったく吸いたいと思わなかったのになぜだろう?ニコチンの根強さというのは恐ろしい。吸いたい吸いたい吸いたい。また喫煙者生活に戻るか?お金を使い、煙くさくなり、どこへ行っても喫煙所があるか気にしてそわそわするのか。ああ、いやだ…でも吸いたい… と、ネットでタバコに関して検索をかけまくっていたら。隊長、いいもの見つけました。

「VAPE」って知ってますか? 水タバコみたいなもので、果物やドリンクのフレーバーのついたリキッドを機械に入れて加熱して、その煙をタバコのように吸うというもの代物だ。ニコチン・タールフリー(製品によってはニコチン入りのものも有)

これだ。これなら罪悪感なく吸える。ということで速攻買いに走ってきた。

Vape専門店の中は、甘い煙で真っ白でびっくりした。若い女の子2人組がちょうど選んでいる最中で、「へー女の子も買うんだ」なんて自分のことを棚に上げて思う。

「初心者なのですが」と店員さんに告げたら、icosのようなペンタイプの機械と、箱型のものをショーケースの上に出してくれた。初心者にはこの2種類のどちらかがおすすめらしい。前者の方が5000円程度と安かったのでそちらに決める。だが、フレーバーを試させて貰っているうちに、どうも箱型の方が煙の勢いが良くていいなぁと思えてきた。箱型は煙の量が調整できるので、いわゆる「爆煙」状態になれる。

結局箱型の方の機会と、青りんごフレーバーのリキッドをひとつ買った。

ひとり入店した男性客がコーヒーフレーバーを探していて、そっちも気になったし、なんならタバコフレーバーなんてのもいいかもなぁと思ったけれど、辞めておいた。でもタバコフレーバーなんて吸い始めたら、やっぱり本物のタバコを吸いたい!とならないのだろうか?

帰ってきてから早速吸ってみた。もちろんタバコのような刺激はないけれど、甘い香りが肺いっぱいに広がる。この口から煙を吐く感じは久しぶりにするといいものだ。

なにせ換気扇の下に移動したり、灰皿を用意したりする必要もないのがいい。タバコを吸っていたときは、吸いながら作業がしたいがために、わざわざ換気扇の下までパソコンを持っていったりしていた。灰を床に落として慌てて掃除したり。ハタから見ると結構惨めだったと思う。

さあ、どうだろうVAPE。長く仲良くできるといいのだけれど。